文法:Aが早いかB
意味:Aしたら、すぐBの状態になる
Aが早いか、Bが早いかわからないぐらい同時に起こる
※Bは意志動詞のみで使われる
接続:Vる / Vた+が早いか
例文:
1.チャイムが鳴るが早いか、生徒たちは弁当を取り出して食べ始めた。
2.5時になるが早いか、社員たちは事務所を飛び出していった。
3.ラーメンがテーブルに置かれるがはやいか、麺をすすり始めた。
5.給料をもらうが早いか、全員居酒屋を探し始めた。
6.息子はご飯を食べ終わるが早いか、外に遊びに行っちゃった。
7.娘は家に帰るが早いか、友達と一緒に出かけていった。
8.息子は大学を卒業するが早いか、世界一周を始めた。
9.社長からプロジェクトの成功に対してお祝いの言葉を聞くが早いか、チーム全員が泣き始めた。
10.空港で出会うが早いか激しくキスをするカップルを見て、羨んだ。
11.面接結果のお知らせの電話が鳴るが早いか、受話器を取った。
文法:Aや否(いな)やB
意味:Aするかしないわからないぐらいの短い時間でBが起きる
接続:Vる+や否や
例文:
1.彼はご飯を食べ終わるや否や、すぐに誰かに電話をかけていた。
2.赤ちゃんは目をつぶるや否や、すやすや寝始めた。
3.社員たちは給料をもらうや否や、事務所を飛び出していって、新宿に遊びに行く。
4.野良猫はひな鳥を捕まえるや否や獲物をくわえたまま木の上に逃げた。
5.部屋を開けるや否や、彼女が部屋に飛び込んできた。
6.子供は親の姿を見るや否や、泣き出した。
7.彼は店の掃除が終わるや否や、店長に電話をかけた。
8.部屋に帰るや否やベッドで横になってスマホを見始める現代人。
9.容疑者は警察が来るのを見るや否や逃げ出した。
10.息子は大盛のラーメンを食べ終わるや否や、餃子と唐揚げを頼んだ。
11.息子はテーブルに座るや否や、肉を焼き始めた。
12.彼女は家に帰るや否やパソコンの電源をつけた。
13.彼はわからない問題が出るや否やググり始めた。
14.川に糸を入れるや否や超でかい魚がとれた。
15.ジャニーズはチケットを発売するや否や売り切れてしまった。
文法:よくも~ものだ
意味:本当に~したんだ
驚きや怒り、意外な気持ち、憎しみ、あきれるなどの気持ちを強調した表現
接続:よくも+V普通 / V可能 / Vた+ものだ
例文:
1.あんな罪を犯して、よくも平気でいられるものだ。
2.こんなところで、よくも仕事ができたものだ。
3.仕事を見たら、チーム全員がよく頑張ったものだと思います。
4.彼は全然仕事をしてないのに、よくも部長になれたものだ。
5.こんな大きいラーメンをよくも一人で食べられたものだ。
6.よくもこんな狭い場所で住めるものですね。
7.自分は何もできないくせによくも部下に指示をだすものだな。
8.よくもあんなに遊んでばかりいるものだ。
9.明日試験なのに、よくも寝られるものだな。
10.ほかに恋人がいるのに、よくも私の前で、私だけ愛してるとか言えるもんだな。
11.自分のためには大金を使うくせによくも私に節約しろと言えるものだな。