こんにちは。日本語妄想サロンのKikoちゃんです。いかがお過ごしでしょうか。
久しぶりの更新となりますが、世間はまだコロナショックに包まれていますね。
一刻も早い終息を願うばかりです。
こんなやや閉塞的な雰囲気の中、みなさんに少しでも勇気を与えられたらと思って、最近見た映画『ワンダー君は太陽』(原題:wonder) から特に心に響いたセリフをお届けしたいと思います。
以前から知った映画ですが、涙腺が弱い私にはなかなか見る勇気がありませんでした。
まず簡単に映画についてご紹介しますね。
一言で言うと、これは、生まれつきの遺伝子疾患を持って27回も手術し普通と異なる顔をしている主人公オギー少年の成長物語です。
家族愛、友情、勇気、自信、優しさ、信頼、偏見、差別など色んな面において含蓄に富んだ名台詞がたくさんあります。
例えば、
①10歳になってはじめて学校に行く時のオギーにお父さんが言った言葉:
You’re gonna feel like you’re all alone, but you’re not.
孤立してもお前は1人じゃない。
②授業中に先生が言ったpreceptの1つ:
When given the choice between being right and kind, choose kind.
正しいこと、親切なこと。選ぶなら親切なことを。
③学校でからかわれ傷ついたオギーにお母さんが言った言葉:
We all have marks on our faces. This is the map which shows where we are going. This is the map which shows where we have been. It's never ever ugly.
人の顔には印があるの。心は人の未来を示す地図で、顔は人の過去を示す地図なの。あなたは絶対に醜くないわ。
④喧嘩した生徒に校長先生が書いた言葉:
One thing I’ve learned in 20 years in education is that there are two sides to every story. So I think I can imagine what started the fight. While nothing justifies striking another student I know good friends are worth defending.
どんな話にも2面がある。ケンカのきっかけは察しがつく。人を殴るのはよくないが、親友は守るべきものだ。
⑤同じく校長先生が生徒たちに言った言葉:
He can't change his looks but we can change the way we look at him.
彼は彼の顔を変える事が出来ないが、私達は彼の見方を変える事はできる。
⑥最後の修了式でオギーの独白:
I am not so ordinary.Maybe if you knew what other people are thinking, you know that no one is ordinary.We all deserve standing ovations at least once in our lives.Be kind for everyone is fighting a hard battle.If you really want to see what people really are, all you have to do is to look.
僕は普通じゃないが、多分心の中を覗けたらみんなも普通じゃないと思う。誰だって一生に一度はスタンディング・オベーションを受ける価値がある。 皆も闘っているのだから、人をいたわろう。もし相手を知りたければ、やる事はひとつ、見ること。
心に響いた言葉がありましたでしょうか。
時間があればぜひ見ていただきたい映画でした。
きっと心が温かくなると思いますよ。
そしてティッシュボックスを隣に用意することをおすすめします。
私は泣きまくってました。
では今回は以上となります。また次回お会いしましょう。じゃあね!