今度は川端康成の『伊豆の踊子』を読んだ。この作品は中編小説であるので、一気に読み終えた。

“私”は湯川橋の近くで踊子たちを初めて出会って、彼女たちが天城を南に越えて湯ｹ野温泉ヘ行くのを推測した、だから、作者は湯ｹ島温泉に二夜泊まり、そして天城を登って峠の北口の茶屋に踊子たちを二度見ました。第三の出会いも、作者は彼等の一行に追いついた。作者はなぜ彼等を二度追いつけたのか、私はこう思う、作者は一人伊豆の旅に出て、旅行の途中で少し退屈でしょう、初めて出会い時、踊子は太鼓を提げていたのを見た作者は“振り返り振り返り眺めて、旅情が自分の身についと思った"と言った。踊子の言い難い気品が作者を魅了させて、旅情が感じさせる。

次は、作者は芸人達と仲良く過ごしたことを述べる。その中には、作者が踊子に『水戸黄門漫遊記』を読んだ時、こう述べて、“私はをそれを見ていたのだった。この美しく光る黒眼がちの大きい眼は踊子の一番美しい持ち物だった。二重まぶたの線が言いよなく綺麗だった。それから彼女は花のように笑うのだった。花のように笑うと言う言葉が彼女には本当だった。”踊子はとても綺麗だった、特に彼女は笑い時、その笑顔が、綿飴のように作者の寂しい心を潤しているようだ、私にもそう感じる。

その文章の中には、作者は踊子からもっとも暖かい言葉をもらった。“いい人ね"この言葉は彼女の感情の傾きをぽい含んだ。二十歳の作者は自分の性質が孤児根性でゆがんでいると厳しい反省を重ね、その息苦しく堪えきれないで伊豆の旅に出て来ているのだった、だから、世間尋常の意味で自分がいい人に見えることは、いいようなく有難いのだったと思った。彼女は本当に優しくて他の人に温暖を与える人だ。

文章の結末には、作者が踊子と別れた時、私は悲しい気持ちが湧き出る。“私はいろいろ話しかけて見たが、踊子は堀割が海に入るところをじっと見下ろしたまま一言も言わなかった。私の言葉が終わらない先終わらない先に、何度もなくコクリコクリうなずいて見せるだけだった。”、“はしけはひどく揺れた。踊子はやはり唇をきっと閉じたまま一方を見つめていた。私が縄ばしこに捉まろうとして振り返った時、彼さよならを言おうとしたが、それもよして、もう一ぺんただうなずいた。”私は踊子が何を言っていいの、例えば、“東京についてから、私に手紙を出すのは忘れないでくさい、そして、薫りです”など言っていいのかな、しかし、彼女は何も言わない。ちょっど残念だけど、この時、何か言うより無声のほうがいいだろう。彼は遠くまでの汽船の上に彼女が白いものを振り始めるのをずっと見ていた。この時、私は宋代の詩人の柳永の《雨霖鈴》を思い出す。翻訳してたぶんこの意味だ。それは経年に行って、良辰の美しい風景を見定めたものである。千種の風景があって、誰かに聞くのか。

作者は船室に入った。涙がポロポロカバンに流れた。泣いたあと、何も考えていなかった。ただ清々しい満足の中に静かに眠っているようだった。満足のことは芸人達と一緒に過ごした時間だと思う。最終はこう書いて“船室のランプが消えてしまった。船に積んた生魚と潮の匂いが強くなった。真暗ななかで少年の体温に温まりながら 私は涙を出任せにしていた。頭が澄んだ水になってしまっていって、それがぽろぽろこぼれ、その後には何も残らないような甘い快さだった。"私も、相手と別れた時、涙がぽろぽろ流れてしまう、胸に淡い悲しみが満ちている。同時に、私は作者が一人で生きていることを悲しむ。作者より、芸人達の生活は苦しくてつらいなのに、踊子は家人と仲間がいるので、それは乗り切れるのだろう。しかし、作者は孤児根性で息苦しい憂鬱を込んで生きている、それははなはだ大変だろう。

文章の中には感想させる場合は主人公と踊子の淡くて美しい恋を除いて、芸人達の見聞することだ。その中には一番印象的なことは下田の港の途中、ところどころの村に立て札があた。こう書いて、“物乞い旅芸人村に入るべからず。”これは見てほんとうに腹を立てているのだ。私は中国のインターネット上に流行語で返したい。“芸人の私はあたなのお米を食べるのか”  芸人達も自分の力でお金を稼いでいる。<芸伎回顧録＞という映画を思い出される。芸者になるのは人間が想像するほど簡単ではない。彼女達はたくさんのトレーニングを経験して合格の芸者になれる。芸人達の仕事は普通客のための食事のほかに、大きな一部は宴会场でダンス、楽曲、楽器などのパフォーマンスで席をにぎやかにもらえる。芸人達の仕事はやりがいがると思う。まず、芸人達は自国の伝統文化を継承することができる。文の中には、おふくろは踊子に太鼓や踊りや唄いを学ばせる。芸人というキャリアがあるので、今の私達は伝統文化の魅力が感じさせる。次は、芸人は普通女性だ、彼女の身の上には、優しさ、温かさ、美しさを感じされる。彼女はそばにいると、心にも体にもリラックすできる。この旅は、芸人達は作者の寂しい心を暖かくになった。しかし、芸人達は人間に重視されない、かえって、無視された。いろいろな村は芸人達に入ってはない、彼らは芸人達が物乞いと思う。彼女たちのショーを見ている人たちの中にも、彼女たちは卑しいものだった。それなのに、私はどの職業も尊重すべきだと思う。特に、自分の力でお金を稼ぐ人間だ。